2022年3月に札幌市に移住をしました。

会社の上司から九州のプロジェクトが終了するので、日本国内であればどこに住んでも良いと言われたこともあり、せっかくの機会なので東京に戻るのも面白くないと思い九州とは真逆に位置する札幌に決めました。

札幌が好きな理由はたくさんありますが、雪の美しさに魅了されたのだと思います。九州に住む前、札幌は出張で頻繁に訪れており、例えば、寒い街を歩いた後に馴染みのビストロに入ると暖かいダルマストーブが迎え入れてくれるのがとても好きでした。

Bistro ELSKA (札幌市)

知人・友人からは「自由だね」「仕事、大丈夫?」などと言われておりますが、好きな場所に住むことがそんなに不思議なことなのでしょうか?

私が尊敬する経営者の方が講演会で「日本には居住地選択の自由がない」と話されていたことが今もとても印象に残っています。これは、日本では一定水準以上の収入を得るためには東京に住む以外の選択肢がないと言うことをさしています。

アメリカにはニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ワシントンDCなど高い水準の所得を得られる都市がいくつもあります(人口は日本の2.7倍程度でしかない)。欧州もEU内であれば自由に働けるため自国以外で条件の良い地域で働くことは決して珍しくありません。

給与水準の格差が大きな障壁であり、改めて本サイトでも都市と地方の格差については触れたいと思いますが、人生の中で一度でも良いので「自分の意志で住みたい場所に住む」を実践しない理由は本当にないのでしょうか?

今まで考えたこともなかった人は、是非、一度想像だけでもしてみてください。
妄想するだけでもきっと明るい気持ちになるかもしれません。


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